旭川市立日新小学校
昭和6年4月2日開校 平成3年3月31日閉校
平成19年8月撮影
この学校は旭川駅からわずか400bほどの距離にあった
中心地のドーナツ化現象により生徒数も減少し閉校したのだろう
跡地は現在公園として市民に利用されている
かつての校門のあった場所なのだろうか
公園には必要性を感じない重厚な門が設置されている
外壁の端の位置に「日新の森」とのプレートが
中心地近くだけあってわずかな敷地の上に
その空間を全て活用して建てられた大きな校舎
本通りから仲通りまでという
通常の市内学校の半分ほどの敷地だったのではないか
その校舎は旭川最初の本格的な鉄筋コンクリート造だった
しかし昭和6年築3階建ての重厚な校舎も
閉校の年の7月に呆気なく解体されてしまう
公園の片隅にある跡地の碑
ここにあれほどの校舎があった事も
時と共に市民の心から風化していってしまうのか