芦別市立東黄金小学校

昭和28年4月1日開校   昭和48年3月31日閉校


平成18年11月訪問



初めての訪問時はこの学校の入り口が判らず
跡地を見つけることが出来なかった

2度目は十分な下調べをして望んだが
この場所に行くには
民家の軒先を通過しなければならず ためらっていた
幸運にもそこにお住まいの方が玄関先にいたため

「この先に昔小学校があったと思うのですが」
「東黄金かい 今は校門だけ残っているわ」

お礼を告げその道を通らせてもらった
はやる気持ちを押さえ先へ進むと
草も伸びたその道はすっかり廃道と化し
笹をかき分けながら丘を登って行くと この廃屋が見えてくる









廃屋を横目にさらに進むと なにやら門柱らしきものが









かつてはこの正面に校舎が建っていた
今は校門がそ位置を伝えている









向かって右側の笹藪に隠れていた門柱
「学校跡地 昭和48年3月31日残之」 と書かれている









向かって左の門柱
閉校1年前に開校20周年記念で植樹された とど松
なぜその事を門柱に貼り付けているのか不思議ではある









一段下りた所に校庭跡らしき開けた草原がある









傍らに遊具施設が残っていた

東黄金のある黄金抗は昭和47年4月に閉山し
最高時318名いた児童も
その年の2学期が始まる時には28名まで減ってしまう
そして半年後には閉校となったのである

この学校近くにあった炭住や炭鉱の施設は
現在跡形もなく自然へ戻り
僅かに農業を営む方が点在するのみである
しかしこの地へと向かう途中の道には
塞がれた抗口が残されているのである





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