芦別市立高根小中学校
昭和21年10月10日開校 昭和42年9月30日閉校
平成19年4月訪問
芦別の市街地から国道38号線を赤平へと向かう途中に
南側山間へと入り込める道がある
そこを進み農地を抜けて行くと
「産業廃棄物処理センター」の塀に囲まれた広い敷地がある
この敷地の中に高根小中学校の跡地があるらしい
この塀で囲まれた産業廃棄物置き場の敷地に跡地があっても
当然全くそれらしきものも見つけられないし
入り込むことも出来ない
あきらめて戻り この辺りにあったのだろうなどと思いながら
辺りを見ていると何かが書かれた木柱を発見
なんと! 跡地の碑ではないか
やはりこの塀の向こうにあったのだ
そこには今産業廃棄物が積まれている
昭和42年4月 267名の生徒数が
その5月に高根炭鉱は閉山すると
4ヶ月後の閉校時には27名にまで激減する
この地に1300人もいた住民のほとんどが転出し
残ったのは近隣農家の子弟のみとなってしまった
その後この一帯は更地となり
現在はご覧の状況だ 寂しい限りではないか