美唄市立沼東小学校

明治39年5月4日開校   昭和49年3月31日閉校


平成19年5月訪問



我路の集落の少し奥にスキー場がある
そのスキー場のレストハウスはかつての沼東中学校の体育館
その裏手にこの廃道と化した道がある
この景色の奥に小学校があったとは とても想像できないだろう

しかし炭鉱が栄えていた時代は
ここに炭住が建ち並んでいたようだ









進んで行くと様々なサイトで紹介されている校舎が見えてきた
手前には朽ち果てた校門も残っている
こちらの道から門の間に橋が架かっていたのだろうが
今はその形跡すら残っていない
さすがにそこにある川を渡って行く勇気はないので
さらに奥からの遠回りで到達を試みる









かなり凹凸の激しい道を進み 途中で車を止めてこの場所まで来た
単独での行動のため少々熊の恐怖を感じている

写真は体育館跡
まるで爆風で壁が吹き飛ばされたかのようではないか









中を覗くと床もなくなっている
周りに壁や床の残骸が見あたらない所を見ると あえて撤去したのだろうか
それとも草に埋もれてしまっているのか









この校舎は希少な円形校舎が二つ並ぶ
めがね校舎として有名だったようだ
何故か一方の校舎は解体され めがねの片側だけが残っている









実際目の当たりにすると 感動するものである
出来れば完全な美しい状態を見てみたかったものだ
それにしてもここを心霊スポットとして訪問する人々の考えが
私には解らない









ガラスが割れ窓枠が歪んでいるのは悪戯での事だろうか









窓から覗くと教室の床は信じられないような状態になっている
自然になったものとは考えにくい









こちらの奥にある玄関は職員玄関だった場所だろうか









校門にも近づいてみた
風化が激しい









校門の傍らには国旗掲揚塔だろうか
蔦なのか判らないが 植物が絡みついた状態が
長い時の経過を物語る









それは天辺まで絡みついている





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