平取村立新日東小学校

昭和12年12月17日開校   昭和27年10月31日閉校


平成23年10月未訪問



平成15年発行の平取町史を確認すると

「新日東小学校の閉校」
本町で最初の統合問題が起きたのは20年代後半の鉱山不況に伴うものであった
昭和6年に開山した新日東鉱山(クローム鉱)の従業員子弟は
約6キロ離れた岩知志小学校に通学していたが
冬季の通学問題 児童数の増加から
地元の要望を受けて昭和12年 新日東会館を仮教室として
岩知志尋常小学校所属新日東特別教授場がスタートした

最盛期の児童数は40名近くに及んでいたが
戦後鉱山が軍需産業から平和産業に切り変わる中
児童数の減少に見まわれ
ついに昭和27年10月廃校が可決された とある

写真は国道237号線 日高町から平取町へ入ってすぐの東
沙流川を渡った向こうの山の中にそれはあったはずである

その新日東小学校跡地へと続く道
入り口には「町道 岩知志 新日東線」と書かれた標識が









旧国鉄富内線の廃線跡を横断し
進んで行くと一軒の農家が そこで舗装は終わる
そして農家の敷地らしき道をさらに進んで行くと
ご覧の道路は急な下り坂で沙流川へ
曲がりくねるその道 沙流川を渡り新日東鉱山があった正面の山へと入って行く
しかし
そこへと続く橋がないのである
沙流川を渡る橋がこの辺りには無い

閉校から60年
その地は私達を拒み続けるのかもしれない

昭和27年10月閉校し 上岩知志小学校へ統合となった





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