千歳市立千歳鉱山中学校

昭和22年4月1日開校   昭和53年3月31日閉校


平成22年10月訪問



支笏湖から国道276号線を美笛峠へ
峠の上り口手前 タイヤチェーン脱着場のパーキングの案内看板が









その広々としたパーキング
ここにかつて千歳鉱山関係の建物があり
正面山すそには鉱員住宅が建ち並び 山中左手に鉱山の選鉱場があった









パーキング横に南へと進む道がある
現在は開発局?の関係の建物があるぐらいと思われるが
かつてはここにも住宅が道路両脇に建ち並んでいた









国道を支笏湖側へと戻りながら周りを眺めていると
旧道と思われる橋の橋台の残骸が
旧道を目で追うと道沿いに馬頭観音も置かれたままである









千歳鉱山中学校は
昭和22年4月 千歳中学校鉱山分校として
千歳鉱山小学校に併置され開校
同25年に千歳鉱山中学校として独立
28年には独立校舎が建設された

その校舎が国道沿いの丘の上にあったのだ
入口は写真右手の辺り









ここから先200メートルぐらいだろうか
なだらかな坂を上ると校舎があり国道側に校庭があった









跡地へ進み痕跡を探そうと入口から眺めるが
深い笹薮を掻き分けて進む勇気が無かったため
しばし呆然と眺めるだけであった









昭和38年7月には自衛隊第七師団第七施設大隊の手によって
屋外グラウンドを完成した

そんな校庭跡地はしっかりと植林されており
完全な林と化しているのは間違いないようだが
しかしこの目でその跡地に立ち確認するまでは
諦めきれないのは確かである

昭和53年3月千歳鉱山株式会社千歳鉱業所の職住分離によって
住民移転し
学校も廃校となった





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