忠類村立西当縁小学校

昭和１１年４月１日開校　　　昭和４９年３月３１日閉校


平成２２年１１月訪問

大樹町・更別村に挟まれた忠類村西当
農地の中　５本の道路が交差する点にこの学校跡地はある

５本の道路が交差してはいるが周りに建物は少ない

集落の会館が建てられているその敷地の隅に
写真の石碑が建っている

「西当縁小学校跡地」

「蛍雪の碑」
敷地内に入って表側を確認すると　そう刻まれていた

西当縁会館の建物
手前の空間の敷地は小さい
ここに小さな学校があったのだろうか

会館建物に隣接して鳥居が
神社である
僻地の小学校でよく見かける風景だ

学校の敷地としては小さすぎるので会館建物裏手を確認
そこには広々とした草原
向こうに酪農関係の建物が廃屋となっている

牛舎だったのだろう
しかし最初からそれとして建てられた建物では無い様子

建物に近づいてみようと裏手へまわってみる
道路沿いにはどことなく教員住宅だったような建物も確認出来る

逆行で確認しづらいが　もの凄く学校校舎のような建物が見える

奥に積んであった牧草ロール
その向こうには屋根が崩れた建物　これは木造体育館のように見えるのだが

先ほどの教員住宅らしき建物を確認しながら敷地の中へ

牛舎だったと思われる建物に繋がる古びた小さな小屋

覗くと廃棄物が乱雑に放置されている
よく見るとトイレである
学校のそれとすぐに分かった

飼料を保存するものなのだろうか
牛舎の近くで見かける設備
これが見えてすぐに酪農の施設だとは思ったのだが

崩れかけた建物の前には牧草ロールが積まれていて
正面からの撮影が困難であるが
忠類村史に掲載された西当縁小学校の校舎と
同じ建物であった
どうやら西当縁会館の裏手の草原は校庭跡地で
その隅に会館や記念碑が置かれたのだろう

ｂａｃｋ