江別市立江北小学校
明治31年5月8日開校 昭和61年3月31日閉校
平成23年5月訪問
国道12号線から新しい美原大橋を渡る高速道路のような立派な道路を下りた位置
見渡してもわずか数軒の建物が確認できるほどの
広々とした風景の場所
農道のような通りの交差点から
ぽつんと古びた大きな工場のようなものが確認出来る
これが江北小学校の体育館だった
現在は民間の倉庫として利用されているようだが
敷地内には特に何も無かったようである
それにしてもあまり体育館らしからぬデザインだが
江別市史に掲載の写真には正しくこの建物が写っているのである
校舎は建物からこちら側に建っていた
この一体は明治の開拓に始まり入植者が増え
戦後は更に多くの入植者が原野を目指して開拓に入ったようである
児童数の増加に伴い校舎も増築を重ねたが
昭和43年7月の石狩川築堤工事のため
この地に校舎新築により移転したようだ
しかし現在は多くの児童が通学した雰囲気も感じられない場所になっているが
江別市の市街地にでも転居する人が増えたのか
他に理由があったのかは定かではない
写真右手に広がっていた学校敷地は
道路の造成により半分ほど消えてしまっている
敷地を挟んだ向かいに2軒ほどの建物があったと記憶しているが
遠くに見える立派な国道以外は広々とした農業地帯の静かな風景が広がっていた