江別市立新野幌小学校

昭和23年7月20日開校   昭和41年3月31日閉校


平成19年11月訪問



昭和20年 終戦とともに
かつて野幌原始林から艦船材として伐採された跡地を初め
その周辺の国有林内に帰農者の多くが入植し
新野幌は広域に渡って五つの部落が創設された
昭和23年 拓殖費により町立新野幌小学校の開設をみた

原始林の中にある本校は
野幌駅まで9キロ 国道12号線のバス停まで
20分を要する位置にあるが
その国有林の中には酪農学園大学や
女子校の施設もあって恵まれた位置ともいえる
昭和45年発行江別市史より抜粋


この地は野幌原始林
いわゆる野幌森林公園の中にある
道道46号線から公園に入り込む
入り口付近の喧噪とは違い
静かな林間の細い道路を進んでいく
突き当たりに建つ看板
「昭和の森 野幌自然休養林案内図」とある









突き当たり右手の風景
車輌進入禁止 遊歩道が続いている









左側
どこへ続いているのか判らないが
ここから未舗装となる
本当に原始林の中である









その左手に木々の無い開けた小さな空間がある









ここが新野幌小学校跡地である
おそらくこの位置が学校の入り口
ここに木の幹そのままの門柱が建ち
奥に小さな木造校舎があったのだ

昭和32年の児童数49人を最高とし
同41年には7人という状態で
ついにその3月 野幌小学校へ統合し閉校となる

現在はご覧の風景となっている





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