広島町立仁別小学校

明治42年2月?日開校   昭和46年3月31日閉校


平成22年10月訪問



北広島市市街地から道道790号線を南下
この道路は先行き止まるようだが
家々も少なくなった風景に素敵な建物が見えてきた
入口には「ニーウン・ペツガラス美術研究所」とある

一旦通り過ぎて様子を伺うと
どうやらギャラリーがあるので入ってみよう









写真に写る2つの建物 左側が地区の会館として利用されていた
そして体育館だったような右手の建物がギャラリーである
建物の前には数台の車が停車している
中に入らせていただくと素敵なガラス工芸品が展示販売されていた
しかしこの訪問数日後 お店は移転するとのことで
現在はどのようになっているのか定かではない

この2棟の建物
実は真ん中の離れている部分に正面玄関があった校舎であった
左手の白い建物も当時の写真では
木造校舎に繋がっている
昭和47年発行の広島町史では
昭和8年校舎老朽のため新校舎を建設
同12年屋内運動場・職員室・工具室の増築落成
同35年僻地集会室及び教員住宅一戸建築
とあるので
白い外壁が昭和35年築で
ギャラリーとして使用していたのが屋内運動場部分で昭和12年築のようだ
いずれにしても閉校後40年経っても残された貴重な建物

しかし舗装された校庭の一部の隅に
新しい会館が建っていたのを確認したので
現在が心配である









その他に校門などは確認できなかったが
唯一笹に埋もれながら錆びたブランコが残されていた

昭和46年3月閉校し
教育効果を高めるため西部小学校に統合
校舎は部落の集会所に利用することとなった
広島町史より





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