幌延町立豊神小中学校

昭和7年8月8日開校   昭和55年3月31日閉校


平成20年5月訪問



幌延町豊神の地区
往時は郵便局や商店が何軒かあったであろうこの場所は
現在僅かに建物が残るだけの過疎地となっている

そこに残るこの学校跡地 入り口からの風景









ゴミの集積所として置かれている柵の後ろ側に
校門が残っていた
しかしそれはこちら側だけである









学校名の部分が残念ながら剥がれていた
おそらくもう一方には中学校名が付いていたのだろう









奥へ進むと「生活改善センター」と掲げられた建物がある
校舎が建っていた位置に建て替えられていた









草生す校庭跡から撮影
生活改善センターと並んで体育館が残されている
幌延町史に掲載された木造の素敵な校舎を楽しみにして来たのだが
やはり残ってはいなかったようだ
体育館だけでも確認出来た事で良かったとしよう









その建物は古く 学校現役時代からあった事を感じさせる









校庭隅に残る錆びた遊具達
これらの枠の部分に使用されたものは
なんとかつての幌延町営軌道のレールの払い下げとの事
そんな貴重な物を近くでしっかりと確認しなかったのが心残りである









改善センター側から校庭跡を眺める
この雰囲気は使用されている様子ではない









改善センターの手前に設置されていた
豊神小中学校の碑
中問寒小中学校跡地にある物と同じ
やはり跡地にはこういった碑を設置しておいてほしいと願う









敷地内にはこのような状態の旧教員住宅が数棟残っている

誰かの悪戯なのだろうか
自然になったものではないと思うが









学校の手前に架かる豊神橋









その橋に並んで
先ほど述べた幌延町営軌道の橋台が残されていた





back

inserted by FC2 system