幌延町立上豊神小中学校

昭和25年8月1日開校   昭和34年4月30日閉校


平成20年5月訪問



JR問寒別の駅から道道583号線を北上すること16キロ
上問寒地区の奥に上豊神との地名がある
その集落の跡の入り口に架かる上豊神橋
この先に何があるのか期待してしまう









その先には左手に見える一軒の廃屋以外には この開けた空間
牧草地が広がるばかりであった









ここにはかつてクロームの採取の関係者と
炭鉱の関係者が暮らしていたようで
最初はこの廃屋をその住宅かと思ったが
考えてみると一軒しか残っていない事が変ではある









その建物の側には
「問寒別簡易軌道終点跡」 と記されたこの碑が立っている
いわゆる幌延町営軌道の事で
かつてはこの先まで軌道は延び 木材等を運んでいたようだが
その部分は早い時期に廃止され
最終的にはこの地が終点であったようだ









奥には小さなターンテーブルらしきものも
あの廃屋は当時の簡易軌道事務所だったらしい

かつてこの地には住民の建物が建ち並んでいたのだろうが
今はただの牧草地 何も発見することはできなかった
学校もどこかその空間にあったのではないだろうか
残念ながら詳しい場所を見つける事が出来ていない









牧草地を眺めていると「キーッ」という鳴き声を確認し
振り返ると鹿の群れがいた







ただし
幌延町史にある学校位置の距離が
問寒別駅から18.3キロとなっているので
その距離を頼りに車を走らせると
実は上の写真の広い空間を通り越し 舗装も途切れ
ゲートで先へと進めなくなる林道の写真の奥がその距離の位置
私の計測が間違ったのかそれとも・・・

お詳しい方情報をお待ちしております

ウインデー師匠から大変貴重な情報を頂いた
正しく上豊神小中学校はこの先の位置
そこには校舎の基礎や煙突が
自然に埋もれながら残されているという
いつか到達することがあるのだろうか・・・
それにしても 全ての奥地廃校に到達していると思われる
ウインデー師匠 本当に凄いです!





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