奉安殿

(東中神社)


富良野市東中の集落中心 東中小学校に隣接する東中神社の境内奥に
木造の奉安殿が置かれている









素晴らしい意匠の奉安殿 その奉安殿の前には説明板が設置されている









上富良野町の指定文化財となっている
奉安殿は煉瓦や石積みで造られるようだが木造とは珍しい
ここにも 「いちい」を使用しているものは非常に少なく
建造物としても価値が高いとある









見ていくと 正面扉の上部に何かが書かれているようだ









由来
此の建物は 大正四年 大正天皇ご即位に際し
東中尋常高等小学校に天皇陛下の御真影御下賜の御沙汰があり
よって当時の小学校校庭に奉置所として造営され
大正四年十月二十九日御真影を迎え奉安されましたが
大正十二年三月 学校全焼による現小学校再建に伴って校庭に移設され
昭和十六年十月同窓生一同による皇紀二千六百年記念事業としての石造新殿の造営寄贈が行われるまでの二十七年間
奉安殿として國民的な崇拝を続けられたのであります









木造奉安殿としても貴重だが 職人の魂が込もる意匠や造りに
グッとくるのであった





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