今金町立美利河小学校美利河別分校
昭和27年12月11日開校 昭和41年3月31日閉校
平成22年5月訪問
戦後 外地引き揚げや地元2男3男の別家など
美利河別川流域に開拓者として入植する農家が14戸
既存農家と併せ20戸になり 通学困難なため
昭和27年に字美利河別247番地にこの学校は開校した
写真は現役の美利河小学校前から
美利河別分校のあった美利河別川に沿った道道999号線の入り口
9.6キロ先に「奥ピリカ温泉山の家」と看板にはある
その道道「美利河二股自然休養村線」を進んで行く
冬季間通行止めのゲートは開通している
その先の標識
「町営美利河温泉6km」
小学校現役当時からあったのかは判らないが
時間が許すなら こんな秘湯でゆっくりと癒されたいものである
進むと道道の道幅はご覧のようにかなり狭くなり 再びゲートが現れる
が ここも開通している
ここまで入り口から何も確認出来なかったが
そのゲート横に朽ち果てたサイロと建物の残骸を見つけた
この辺りに生活があった事は間違いないようだ
さらに進んで行くと笹薮で覆われているが
開けた空間 農地だったのだろうか
今度は植林されたかのように 整然と松の木々が並ぶ風景に
そこを抜けた辺りが一番広々とした空間である
入り口から5キロほどだろうか
実はこの美利河別分校の位置を特定を出来ずにここまで来てみたが
おそらくはこの辺りが一番可能性があると考えた
しかしそれを示すものや学校があった痕跡などを見つけることが出来なかった
さらに進んで行くと険しい風景に変わる
折角なので温泉まで行ってみよう
景勝地「熊すべりの磐」
さらに狭く曲がりくねる道を暫し進んで 行き止まりの駐車場
数台の車が停まっている
奥にはもの凄く素敵な風景に温泉施設が建っていた
これは一度は経験してみなければならないのだが
相変わらず時間との戦い この地をすぐに後にするという
寂しい旅を続けるのであった
次回は学校跡地の特定と共に
この温泉をゆっくりと味わいに来ようと思う