岩見沢市立孫別小学校

明治38年1月18日開校   昭和45年12月31日閉校


平成23年5月訪問



岩見沢市立宝水小学校跡地を探索した後
旧版地形図を眺めながら対面にあった宝水ワイナリーの丘を抜け
高速道路の辺りまで来てみた
地形図からは道路の感じが変わっていたため
結局「文」記号の位置までたどり着くことができなかった

4年後 しっかりとした下調べでそこが孫別小学校跡地と判明
現在孫別公園となっているその入り口の風景
奥まった位置に学校はあったようだ









入って行くと そこには小さな「日の出町会館」









会館の手前 笹薮の列の端には構造物









何と こんな風景で校門が残されていた
朽ちていつか崩れてしまいそうな状態である









会館から奥の広々とした公園
これが学校の敷地だろう
どの辺りに校舎があったのだろうか









敷地の中途半端な位置に背の高い何か判らないものが鎮座している
ぐるりと一周して確認してみるも
何かは判らなかった









広場を奥へと進んでいくと 
何かに囲まれ 大切にされているような黒い石碑が









「孫別小学校跡」であった
裏側を確認すると
建立 昭和六十年九月 日の出町会 とある

この孫別小学校のあった位置はかつて峠の頂上付近だったそうで
開校時 生い茂っていた雑木を伐採して校庭を造成した時
記念として2本のナラの木を残しておいたそうである
校庭にはいつまでもシンボル的なナラの大木が並んでいたようだが
閉校の前年 残念ながら1本の木が腐りはじめ
やむなく2本を伐採することとなった

昭和37年の岩見沢市地名改正により
孫別の地名は「東山町」と「日の出町」とに分けられ消えたそうである









石碑の位置から
謎の構造物と小さな会館の風景
現在孫別公園として整備された学校跡地は
静かな風景でたたずんでいた





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