上士幌町立三股小中学校

昭和19年10月?日開校   昭和51年3月31日閉校


平成20年5月訪問



上士幌町最北部
三股
ここから三国峠を越えると上川・大雪へと向かう









往時は林業で栄えた地区
昭和30年代には200戸を数えた
それも昭和51年
工場の上士幌移転により人口激減し
国鉄士幌線糠平〜十勝三股間も昭和53年12月を以て
全国初の代行バスによる休止という
事実上その区間は廃止となる

その国鉄士幌線も昭和62年に全てが廃止
平成8年頃まで残されていた貴重な十勝三股駅舎も現在は全て解体され
この地区で残されていると思われる建物は
一つ上の写真の三股山荘と
その隣の旧郵便局と思われるもの
そして廃屋となったこの写真の建物









さらに帯広〜旭川間を結ぶバスの待合室
これは国鉄当時からのバス転換後の待合室









そのバス停
1日2本止まるようだ









かつての営林署の機関庫?
これらが現在この三股地区に残された
わずかな建物だと思われる









この風景が国鉄の十勝三股駅やホームそのヤード
線路が敷設されていた場所である

向こうの丘の林の中が三股小中学校跡地である









国鉄時代
この標高661メートル地点十勝三股駅が士幌線終点であったが
大雪山を越え さらに上川駅まで延びる予定であったという
かつての駅跡の先には今でも三国峠へ向かう路盤跡が
数百b残されている









小高い丘の上にあった三股小中学校
そこへ続く道はには亀裂が入りほぼ廃道と化していた









丘を登り切る









小中併置の大きな校舎があったと思われる風景
そこは広い空間が残されているだけだった









学校があった丘へ続く道から振り返えり 三股を眺めた
50年ほど前 この風景に立ち並んでいた家々のそのほとんどが消え
静かな自然の高原へと変わっている





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