北広島市立西部小学校(旧校舎跡地)

明治32年7月?日開校   平成17年12月?日移転


平成22年10月訪問



札幌市と千歳市を結ぶ国道36号線
非常に交通量の多いこの北広島の輪厚の地
車を走らせていると何となく学校があった場所といった感じの
広々とした空間を見つけ慌てて車を止める









入って行くと記念碑や何かのオブジェが置かれている









見づらいと思うが「少年よ大志を抱け」
広島町立西部小学校
開校50年(伝統85年)記念協賛会
と刻まれている

有名なクラーク博士の残したこの言葉は
北広島市の島松駅逓で帰国の途中 学生との別れ際に語ったとされている









裏側を見ると
開校50年(伝統)85年記念
タイムカプセル埋設する
開函2013年
1984年2月12日建立
とある

開校50年(伝統)85年という表現は初めて確認したが何だろうか
調べてみるとこの建立時点で50年前の昭和9年に
下仁井別小学校と島松特別教授場を併合し
広島西部尋常高等小学校と改称とあるので この時を開校とし
明治32年7月の輪厚簡易教育所設立認可を伝統の始まった日としているのだろうか









そのタイムカプセルの碑の後ろには立派な門柱が鎮座









かたわらに建つ石碑には
昭和6年4月24日
寄贈 帝國在郷軍人會廣島村分會第三班
とあり23名の名前が刻まれている

この石碑は新しい感じだったので
もしかしたら校舎移転時に校門を移設して保存したのかもしれないし
ここに校舎があった時代から古い校門をこのように移設していたのかもしれない









敷地内に目をやるとぽつんと2棟の教員住宅が残されている









昭和41年に防音校舎として建てられた2階建ての立派な校舎は
すでに全て解体されていて
隅には屋根付きのプールがひっそりと残されていた

現在は近くに大変立派で美しい 3階建ての新しい校舎として
新築移転されている





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