北桧山町立冷水小学校


明治35年6月4日開校   昭和60年3月31日閉校


平成22年5月訪問



北桧山中心地から道道345号線を北
真駒内ダムへと向かう
松岡という地区にこの学校はあった
道道から少し東へ入った位置
その高台へと続く道の奥には門柱が立っている









背の低いどっしりとした古びた門柱がある









冷水小学校の表札がついていた









もう一方の門柱
中学校の名前部分が欠けている

実はこの中学校
昭和22年5月東瀬棚中学校冷水分校として
小学校に併置され開校しているが
昭和26年4月には地区の名前を取った
松岡中学校として独立し
閉校の昭和49年3月まで
そのまま冷水小学校に併置されていた

小学校に併置された中学校の名前が違うのは
初めて確認した事かもしれない









古びた校門を抜けると開けた空間
校庭跡に出る
辺りを見渡し左手に目をやると驚きの光景
朽ちた木造の校舎が 閉校後に育った木々に隠れながら残されていたのだ









現役時代に校舎の前に植えられていた木々なのかもしれないが
ご覧の様子では夏場なら校舎を完全に覆い隠しているだろう









玄関部分 何かの力によって
雪の重みだろうか 完全に崩れ果てている









校舎内部を覗いてはいないが 屋根の剥がれ落ちる様子から
内部も荒廃していると想像する









校舎から振り返って校庭を望む
草が刈り取られているような雰囲気に
現在も管理されているのかもしれない









と思いながら校舎の裏手へ 一旦敷地外へと進むとそこには
「この地区の避難場所 旧冷水小学校グランド」
の看板が立っていた









裏手を確認しようと進むとそlこは畑
作業中の農家の方がいたのでこの辺りで撮影を終了し
しばし朽ちた校舎を眺めていたのである

昭和49年3月
松岡中学校閉校時生徒数11名
昭和60年3月
冷水小学校閉校時児童数4名であった





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