北桧山町立小川小学校

明治44年9月9日開校   平成6年3月31日閉校


平成22年5月訪問



北桧山小川
小さな農村といった雰囲気の場所
奥へと進むと町営乳牛育成牧場の小川高原がある

写真は学校跡地前の風景
手前の廃屋は旧教員住宅だろうか









その住宅 窓がほとんど外れている









その脇には学校敷地への進入口が
正面に古びた建物の一部なような物が









道路沿いに並んで階段があり そこに校門が見えている









門柱は錐といった形状
向こうに見えるのは木造の体育館ではないだろうか









表札には「小川小学校」









一方は平成元年に閉校となった併置されていた
「小川中学校」

それと同時に小学校の方は休校となり
その後も児童増が見込めない事から
平成4年に閉校となったようだ









残された貴重な木造の体育館に繋がっていた校舎は
残念ながら解体された様子









正面に校舎があったようだが空間が残されているだけ
その端には何か石碑が置かれているようだが
何故か訪問時はそれに気が付かなかったのか
近づいて確認した記憶がない

この小川地区
明治の開拓後一時は戸数60を数えたが
第一次大戦後の農産物の暴落により生活困窮し
昭和20年には戸数16まで減少してしまう

戦後の入植者の増加により
昭和30年には64戸を数え
児童数62名 生徒数28名となる

やがて高度経済成長期に入り
離農等で転出者続出
同63年度には戸数11戸となり児童生徒が激減し
平成元年3月
小学校休校 中学校閉校となる

児童数2名 生徒数5名であった





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