北見市立開成小学校

大正7年4月?日開校   平成7年3月31日閉校


平成20年6月訪問



校門の前から学校跡地を眺めてみた
正面に記念碑が建っている









門の横にはご覧の看板が
「開成ふるさと工芸館」というものとして利用されているようだ









開成の小学校跡地であり
開成発祥の地でもあるようだ


大きな碑には「愛郷の碑」と刻まれている
開基九十周年記念

北見市史によると
開拓時この地区名は更吉朱内(サラキチシュナイ)
しかし昭和5年にこの学校が
野付牛町立開成尋常小学校として独立開校したのを記念して
名前を「開成」と改めたそうだ

学校名が地区名となったのである









石碑の前には小さな本を象った石があり
そこには校歌が刻まれている









裏側にはびっしりと学校沿革史と
この開成地区の開拓史が刻まれ
地区住民の名前や地図も刻まれていた









この建物はかつての校舎だろう
平屋建てではあるが
閉校時児童数は5名だったので十分な大きさだったのかもしれない








玄関上部に校章がそのまま付いている
入り口には先ほどの工芸館の名前が









校庭跡から建物を眺める
その校庭を囲むように芝生となっているが
これも現役時からこうだったのだろうか

訪問時は運動会の季節で
テントが設置されていたのはその理由からなのかは確認出来なかった









校庭跡地の中間辺りの芝生にぽつんと建つ
「心に太陽を」
昭和43年建立の開校五十周年記念碑
もしかすると この碑のある位置が元々校庭隅で
後ろ側芝生は新たに造成されたのかもしれない









記念碑と並んだ位置にある小さなバックネットの端に
「開成パークゴルフ場」の看板が付いていた
造成されたような部分はそれとして使用されていた









バックネットにはさらに「校舎改築記念」との看板が付いている
1971年10月10日設置
開成小学校PTAとある

昭和33年の最盛時には196名の児童数
しかし平成に入ってからは10名以下で推移していた
平成7年4月 上常呂小学校へ統合された





back

inserted by FC2 system