栗山町立日出小学校
明治34年1月30日開校 昭和56年3月31日閉校
平成19年5月訪問
今も残る夕張鉄道の新二股駅舎
この駅から角田炭鉱へと向かう角田炭鉱鉄道が分岐していた
炭鉱は閉山 現在は両鉄道も廃止となり
今ではこの辺りに写真の駅舎以外 その面影を感じることは出来ない
新二股駅から分岐した
角田炭鉱鉄道の線路際に建っていた日出小学校
最盛期には530名もの児童数だった大きな学校だったようだが
昭和45年の角田炭鉱閉山により児童数激減
その後の人口流出で閉校時には30名となってしまう
栗山から夕張へ向かう道道沿いに 今でもこの校門が残っている
校門を抜けたすぐそこに鎮座した大きな石碑
それには校歌が刻まれている
その向こう かつての校庭はパークゴルフ場に
正面にあった大きな木造校舎は解体されてしまっている
校舎は解体されていたが
校舎位置に育つ木々の奥には
隠れるように木造体育館が残っていた
朽ち始めているが 非常に味わいのある建物だ
今は農家の方が倉庫として利用している様子
出来るだけ長く残される事を望むだけである