栗山町立雨煙別小学校

明治32年12月5日開校   平成10年3月31日閉校


平成18年8月訪問



廃校になった2階建木造校舎が保存されているのは
大変貴重な事ではないだろうか
平成16年の台風の影響で剥がれたのか
屋根の継ぎ接ぎ状態が残念だ









近づいて確認する 木造特有の横縞模様が美しい
本当に惚れ惚れする校舎だ









玄関は完全に封鎖されてしまっている
上部に未だ残るスローガンだけが新しく感じ
この校舎には不釣り合いに映る









もう一つの玄関 職員入り口だったのだろうか
本当にこの美しい状態で木造校舎を残してくれていることを
栗山町に感謝したい









体育館は校舎と違い 新しく建てかえられたのだろう
手前の体育館と並ぶ建物はなんと併置されていた
かつての中学校の校舎のようだ
その雨煙別中学校は昭和22年7月8日開校で
昭和43年3月31日に閉校している









レンガ校門が移設され二宮像と記念碑と共に並べられていた









校舎裏側
木造の質感が本当に素敵だ

それにしても平成10年までこの校舎が現役だったことが
一番の驚きである









平成21年 財団法人コカ・コーラ教育環境財団の手により
その施設として改築された雨煙別小学校
赤色の外壁や窓枠も綺麗なものになり 生まれ変わった
その校舎を確認しようと平成22年に再訪した

以前もあった校舎対面の駐車場に立っていた看板
「雨煙別小学校同窓生の皆さん ようこそ、今日はこころゆくまで
ありし日を偲んで下さい。 雨煙別小閉校協賛会」
前回も立っていたのだろうが 記憶にない
それにしても素敵なメッセージの看板である









リニューアルされた外観は全く違う印象であるが
木造の大きな校舎である事に変わりはない
どんな形でもこの建物を残してくれた関係者に感謝である









今回はじっくりと二宮像も確認してみる
像は台座より綺麗な印象を受けるが 改修されているのだろうか









煉瓦の校門









そのままの表札 学校名









綺麗に生まれ変わった雨煙別小学校の校舎
対面に置かれた記念碑や二宮像から眺めていると
それらが一つの作品のように感じてしまった

機会があれば内部も覗かせて頂きたいものである





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