黒松内町立熱郛小学校

明治34年9月2日開校   平成10年3月31日閉校


平成21年5月訪問



道道9号線沿い熱郛(ねっぷ)
そこにあった小学校の跡地
入り口に残る校門は少し傾いている









重厚なその門柱には「熱郛小学校」









対の方には
昭和三十六年九月二日建之
開校満六十周年記念
と刻まれていた









体育館は新しい建物だが 右にある古い建物は旧校舎だろうか
校庭には大変立派な松の木がある









古い方の建物は校舎のようだ
大きな松の木の前に説明板があるそこには

黒松内町指定保存木 クロマツ
明治34年にこの学校が創立された記念に植樹され
当時の人達の思いがこの記念木に込められている
当時は奉安殿の裏庭に植えたものだが
学校の改築などによりグランドの真ん中に位置するようになった
記念木は子供達の健やかな成長を見守りながら
やさしい目で地域を支えている

そんな思いで植樹されたこのクロマツも
閉校となった学校をどのように見つめているのだろうか









この学校の説明を作成していて気づいたのだが
最近は必ず撮影する玄関上部の校章が
付いていたのに気が付いた・・・









ポストの上には

まるで自宅の表札のような学校名









小さな校庭の奥を見ると朽ちた住宅群が









その手前にあった「母校を偲ぶ碑」
一瞬朽ちた旧教員住宅群かと思って近付いたが
長屋の建物が何棟も並んでいたので違うようだ
学校現役時代からこの風景だったとしたら
子供達の目にはどのように写っていたのか









閉校後10年以上経ち
あまり使用されていない様子の遊具達
ブランコは錆び付いていた





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