黒松内町立東栄小中学校

明治38年?月?日開校   昭和47年3月31日閉校


平成23年5月訪問



黒松内町 道道266号線から町道へ入り東栄の地区へと向かう
この道路は南 国道37号線へのショートカットが出来るため
寂しげな風景に似合わず車の通行はある

道道から入るとすぐ一軒の住宅を確認した以降は
数キロ進んでやっと写真の廃屋・廃サイロ









そして東栄小中学校跡地の前の風景
確認できる数件の建物は全てが廃屋である
訪問時は激しい雨 一層寂しさを醸し出している









赤い屋根の家 古びてはいないが 住まう雰囲気は無い









学校跡地正面の建物 地域の会館だろうか
看板などは無く 使用されているでもない

奥の酪農施設は飼料の貯蔵タンク以外倒壊している









そして東栄小中学校跡地
小さな空間が残り 校舎があった位置には瓦礫のようなものが確認できる
よく見ると奥に何かの石碑がある









学校跡地の碑だろうかと確認すると









「東栄開拓記念碑」である

小さな方に刻まれた碑文には
「○祖この地において本町酪農○祥の○を開く」
○は読み取れませんでした

東栄開基七十五年 開校六十六周年
を祝して建立する
昭和四十六年九月十六日建立

閉校年度に建てられたものであった
ということは閉校の碑の意味も込められているのだろうか









校舎があった部分の瓦礫はその残骸のようでもあったが
朽ち果てていない様は廃屋を解体して積んだ物だろう

この東栄小中学校についても黒松内町史では確認出来ず
HEYANEKO様著の
「廃村と過疎の風景4」によって判ったのであった
本当に感謝です





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