芽室町立上渋山小学校

大正3年4月15日開校   昭和47年3月31日閉校


平成19年10月訪問



芽室町上渋山
近くにはほとんど建物はない

草に埋もれるように残された小さな小さな校舎

たまらない風景だ









別位置から撮影
この右手には味わいある木造の旧教員住宅が建っていた

お住まいの方がいると悪いので撮影はしていない
お住まいの方がいるとしたら
この地はその方の所有なのだろうか









草に埋もれる校舎に近づく
なぜだか廃車が2台置かれている
この場所は草生しているがかつての校庭だろう

なお向かって左手の茶色い屋根が教室棟で
左の赤い屋根が体育館のようだ
今まで確認したなかで一番小さな校舎でないだろうか

春先の雪解け時期に全体像を確認してみたいものだ









玄関に近づく
秋でもご覧の様子だ









玄関の壁には「山の工房」と小さな木製のプレートが付いていた
何年前までかわからないが
陶芸家が建物を使用していたらしい









教室部分の風景
内部を見学させていただけたらどんなにうれしい事だろう

奥地の過疎化により児童数減少
昭和47年
渋山小学校に統合され閉校した時は
4名の児童数であった









平成21年4月
念願の雪解け時に再確認しに来た

入り口にいきなり校門が倒れているのを確認
やはり調査はこの時期に勝るものはない









じっくりと見てみたが
校名などは確認出来ない
埋もれている部分にあるのかもしれないが









校舎もはっきりと顔をだしている









全容を見るも本当に小さな校舎である
職員室を除くと教室部分は幾つあったのだろう









モルタルの白壁部分は体育館だと思うが
内部を覗かなかったので確信を持てるわけではない









あまりの小規模さに屋内体育館は無かったのではないだろうか
と考えている
白壁部分は教室増設による増築かもしれない









上から4番目の写真とほぼ同じ位置から撮影だが
まるで草を刈ったかのように違いがある
校舎の素敵さがはっきりと判り過ぎるぐらいだ









窓枠も木枠そのままで閉校から時を止めている









玄関の窓から内部を覗くと何やら使用されている雰囲気だが
おそらく現在はそうではないと思われる
閉校後に使用されていただけあり
こちらは閉校のまま時を止めてはいない









旧教員住宅にはだれか住んでいるかと思っていたが
校舎を利用していた陶芸家でも住んでいたのか
現在は無人となっているようだ

後で気が付いたが
あの放置された車が無くなっていたのはどういう事か
だれかが再びこの地を利用するのだろうか





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