三笠市立幾春別小学校

明治23年?月?日開校   平成23年3月31日閉校


平成24年6月訪問



幾春別小学校はかつて幾春別駅前の丘の上に
奔別小学校と並び建っていたマンモス校であった

昭和48年3月 その両校が統合し
新生幾春別小学校が開校
国鉄幌内線の幾春別駅 駅正面住宅地の奥に
昭和50年6月 新校舎を建設し移転していた

平成17年 さらにその校舎から
この地 かつての幾生中学校が 閉校となった後
その校舎跡に移転してきたのである

閉校翌年の訪問
小学校のは入り口には ご覧の看板が残っていた









広々とした校庭から高くなった位置に
真っ白く 大きく立派な校舎が建っている

校庭隅に残されている遊具 滑り台は歪んでいる









学校の周りにには建物も多い様だが
そんな学校が閉校とは寂しいものではないだろうか









ご覧の建物が全く利用されていない様子に
大変勿体無く感じるのは私だけだろうか









校舎建物に近づいてみると
校舎すぐ手前に校門があった しかしそこに学校名は確認出来ない









玄関
校章は はずされていない
 









校章はもちろん 幾春別小学校のものであるが
統合前の幾春別小学校のものとは違うようだ

明治の末
一度奔別小学校を統合した幾春別校は
年々児童数の増加をみせ 大正15年には1900人以上となり
三笠山中央小学校新設分離直前の
昭和10年には なんと3600人となる
昭和22年に校舎火災消失により新校舎建築時
さらなる児童数増加を予想されるにあたり
奔別小学校を再び開校し分離 小学校が2つ並んで建築されたのである

その後炭鉱縮小による人口減 児童数減少により
昭和48年 奔別小学校との再び統合
統合時1473人の児童数
閉校の平成22年度には 23人にまで減少していた





back

inserted by FC2 system