門別町立幾千世小学校

昭和23年12月1日開校   昭和50年3月31日閉校


平成22年8月訪問



旧門別町の中心地から北へすぐの位置
町道を進んで行くと 周りは牧場が続く日高の風景
その一つから少し奥へ入ると幾千世小学校跡地を利用した
「幾千世生活館」の案内がある









生活館の建物の一つは明らかに幾千世小学校の体育館再利用と思われる









建物裏側の風景 牧場の風景が広々と広がっている









右手奥を見ると旧教員住宅のような建物が
ゲートボールの休憩室として使用されているようだ









生活館の駐車場から進入して来た方を振り返る
そこにはぽつんと門別町廃校跡地に建てられた記念碑が
その後ろ側も牧場の敷地となっているが
おそらくはここが小学校の校庭だったのかもしれない









この記念碑がここに学校があった事をしっかりと伝えてくれている

昭和23年の開校時は冬期間の4ヶ月間のみという名目であった
しかしこの幾千世地区の学校の歴史は
明治38年5月 門別尋常高等小学校幾千世特別教授場開設
大正6年5月 幾千世特別教授場 山門別尋常小学校に併合
その後この地区の児童は門別 山門別両校に分かれて通学
そして戦後 教育の重大性を訴える超えが噴出し
部落出身の村議会議員らの努力により
30年以上の時を経て分校として再開したのである
昭和26年4月より独立し幾千世小学校となるが
同50年3月には門別小学校への統合により閉校となった





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