奈井江町立白山小学校

昭和37年4月1日開校   昭和63年3月31日閉校


平成19年4月撮影



奈井江町旧白山地区 かつてはここにも炭鉱があり
国鉄奈井江駅から分岐した運炭鉄道(三井鉱山奈井江専用鉄道)が走っていた
そしてこの白山には 駅や機関庫もあったとのこと
現在は全くの無人地帯 往時を想像することなど出来ない









上砂川へ抜ける道道沿いに 大きな2階建校舎の白山小学校があった
春先の時期には その残された基礎がはっきりと確認出来る









正面玄関と思われる場所
階段跡らしき構造も確認出来る









校舎横の部分に残る階段 職員玄関だった場所だろうか









広範囲に残る基礎から 大きな学校だったと推測できる









校庭跡には遊具施設等 何も残ってはいなかった

この学校は三井奈井江小学校の増築に伴い
旧白山小学校との統合計画が持ち上がり
その中間地点に歴史ある白山小学校の名を残すことで
新生白山小学校が開校したものである

開校当初は800名を超える児童数があったようだが
炭鉱の閉山後はその数が激減する
そして昭和63年 北海ダム建設の具体化により
奈井江小学校へ統合となる









ちなみに道道を上砂川方へ少し進んだ場所に
旧白山駅へと入り込む道が 廃道化されながら残されている
向こうの山裾に40年ほど前まで機関区が併設された駅があったと言うが
今では全く信じられない風景となっている





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