中頓別町立小頓別小中学校

大正3年1月15日開校   平成21年3月31閉校


平成22年5月訪問



国道275号線 天北峠を越えると
現在建物もまばらとなってしまった小頓別の小さな集落
その国道に並ぶ建物の裏手にこの学校はあった
校門から眺めた風景
校舎や体育館が残されているようだ









門柱を確認すると向かって左手に「小頓別中学校」
右手に「小頓別小学校」のプレートが付いている









その「小頓別中学校」の学校名
校章付き









校門を抜けると左手に校庭がある









その片隅に記念碑
開校七十周年記念
「にれ」

後ろの大木が楡の木なのだろうか









台座には「校訓 実行」
小頓別小中学校閉校の碑とある









開校七十周年記念碑の裏手沿革に閉校年を刻み
閉校の碑としたのだろう
何度か同様のものを見かけた事がある









体育館は新しい建物のようであるが
校舎の方はどうだろうか









その体育館 現在何かに利用されていないとすれば
非常にもったいないと思う立派な建物









その入り口は封鎖されている









回り込んで校舎を撮影
小中学校だったこともあってか
規模は大きなものである









「ありがとう我がにれの学舎」
窓の内側に貼られている









玄関はご覧のように封鎖されていた









上部には木彫りの学校名が掲げられたままであるが
校章は取り付けられていないようだ









建物の裏手へまわってみると小高い丘がある
そこに「小頓別地区公園 えるむの里」









えるむの里に立って眺めた風景
現在の小頓別の集落からは想像出来ないほどの建物ではあるが
かつてここには国鉄天北線小頓別駅があり
歌登町へ向けて昭和46年まで歌登町営軌道が分岐したほどの
林業で賑わった町だったのだろう
今はそれら全てが消え
国道沿いに何軒かの建物が並んでいるのを確認するのみである





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