二木町立大江小学校

明治25年7月?日開校   平成23年3月31日閉校


平成23年5月訪問



国道5号線を走っていると この木造校舎は見えてくる
大江小学校の現役時代
昔ながらの木造校舎が残されていることに気づき
思わず車を止めたものだ

その学校も平成23年に
地域住民に惜しまれつつ 118年の歴史に幕を下ろす









訪問は閉校から僅か1ヶ月
まだ現役時代のまま時を止めている









つい先日まで
子供達の声がこだましていたであろう貴重な木造校舎を
感慨深く眺めていた
建築は何と昭和22年とのこと









建物に近づく
前回訪れた時は現役であった
今回は間近でゆっくり佇んでみた









窓ガラスには 閉校時に掲げられたメッセージがそのまま残る








玄関に校章は取り付けられていなかったようだ









全ての角度から
こちらは体育館 全て小規模な造りである









校舎裏には何軒かの教員住宅が建っている
閉校後すぐのためか その全ては空き家になっている









僅か30年ほど前なら
このような木造校舎は各地に残されていたのだろう
現在道内の現役校に どれほど存在しているのだろうか









校庭から大江の町並みを眺めた
この辺りには建物も多いと思われるが
学齢児童は少なかったのだろう

この学校は 昭和50年代から60年代の 「学校適性配置」の議論で
仁木町内が統合に傾く中
この大江地区は学校の存続を求めたのであった
地域一丸となった存続を求める熱意と その後の活動で
平成の時代 22年度まで閉校を免れ続けた地域住民の学校に対する思いを
この報告を作成しながら 深く胸に感じていた

しかし平成23年3月を以って閉校となる
閉校時 児童数10名
二木小学校に統合された





back

inserted by FC2 system