置戸町立川南小学校

大正７年？月？日開校　　　昭和５４年３月３１日閉校


平成２１年４月訪問

ふるさと銀河線境野駅跡から南側へずっと進んで行くと
この川南会館がある
真新しい建物だけにいつもながらこの辺りに学校があったのでは
と思わせる

学校跡地はどの辺りだろうかと会館の前に立ち眺めてみるが
ほとんど建物は見あたらない
この時さらに奥へと進んだが
鬱蒼とした林の中の道となってしまい
その先ではないだろうと断念した

帰宅後調べてみると
実はその林を抜けた先に何軒かの家があり
そこに川南小学校があったようだ
先ほどの会館が紛らわしい

再訪して見つけたこの石碑

「川南尋常小学校跡」
裏側に刻まれた文言によると
大正７年開校　昭和３４年移転新築されるまで
この地で児童教育が行われた
とある
閉校時の跡地ではないようだ

そこから数百�bの辺りを何度か引き返し探す
林の奥に何やら建物が見えたので
そこへと続く頼りなさげな道を進んでみた
奥に朽ちたこの校門？の一部らしきものが

その先の少し開けた空間にあった建物
町史にある川南小学校と同じ物
ご覧の状況では見つけるのも容易ではない
なぜこのような様子となってしまったのか
林の中にひっそりと佇んでいる

２階建ての校舎の部分が壊されたようだが
これだけでも残されていたことに感動した
現在誰かが倉庫として利用している様子

玄関は開け放たれ奥に下駄箱等が見えている
そして乱雑に様々なものが放置されていた

昭和３５年築の体育館
廊下を廃しその部分も体育館に組み入れて
単複校には広すぎるスペースをとるなど工夫をこらした
と町史にはある

昭和３７年には８０名の児童数
しかし同５３年度には８名まで減少したため
同５４年３月閉校となった

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