大滝村立愛地小学校

大正4年5月16日開校   昭和49年3月31日閉校


平成22年10月訪問



国道276号線を旧大滝村から喜茂別町へ入り北西方
再び旧村道を大滝村側へ戻る
入り口喜茂別町に立つ看板
「この先は伊達市大滝区愛地町です」









数キロ進んで行くと何軒かの住宅がある愛地の集落
それを越して学校跡地に近付く









先ほどの何軒かの住宅地には新しい愛地会館があったが
こちらは以前のそれと思われる
建物前に立つ看板の文字はすっかり消え
「愛地会館」とでも書かれていたのか定かではない









その建物は学校跡地の隅に建っている
写真正面が校庭跡
奥に小さな校舎らしきものも









個人宅として利用された校舎の一部が歪みながら残っている
校庭跡には背の高い草が伸び
建物正面へと続く轍に車が止まっている









静かな農村といった雰囲気の場所を騒がす訳にも行かないので
この辺りから眺めるに止めておいた

ここは明治の入植に始まり分村の頃は40戸を超えていた
児童は隣接する喜茂別町の特別教授場に通学したが
奥地の児童は未就学であった

大正4年に部落村長らが話し合い学校設立の話がまとまり
早速校舎建築に着手した
いかに部落民が学校設立を待っていたかがわかる
そして5月16日
徳舜瞥尋常小学校所属ソーケシュオマベツ特別教授場として開校したのである
その後何度か学校名を変更し
昭和22年4月 愛地小学校と改称した





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