大滝村立清陵小学校

昭和35年11月1日開校   昭和45年10月15日閉校


平成22年10月訪問



国道276号線
旧大滝村から喜茂別町を結ぶ曲がりくねる道
広島峠の頂上から北東へ入る一本の未舗装道路
この先に安平町営牧場の施設があることはわかっている

その入り口ゲートは開いている
この先約1キロ少々の場所に目指す学校跡地はある

ここはかつて広島団体入植地として明治から大正時代にかけ開拓された地
その後荒廃していたが大型機械開拓事業の波に乗り
昭和34年度から全国各地より45戸が入植した
当初児童は遠く大滝小学校へ通ったが
冬の積雪を考慮して11月から3月までの冬季分校として開校した
大滝村史より









しかしその入り口の看板
こんな恐ろしい字体の「警告」を見ると立入禁止に従うしかない

「警告」
育生牧場につき関係者以外
保全管理上の理由により
立入禁止
右記を無視し入場において山菜等を収穫したる者は
一人三万円を科す
連絡先TEL○○○○
平成五年六月
清原牧場

帰宅後落ち着いて考えると
連絡先がある 町営牧場である 山菜を収穫するものではない
三万円は科せられない

連絡して事情を話すと 入場出来た可能性はあるが
今は口蹄疫の問題があるので無理だったかもしれない

校舎は農地開発機械公団の宿舎一部を利用していたが
一時しのぎの為学校建築に踏み切った
しかし営農は各種の悪条件を突破出来ず
入植10年にして広島団体同様
部落も学校も消えた





back

inserted by FC2 system