留辺蘂町立厚和小中学校

大正4年5月22日開校   昭和43年3月31日閉校


平成20年6月訪問



国道39号線 石北峠を越え北見側へとしばらく走る
道路沿いに数軒の建物が並び始めた辺りの左手奥に
写真の建物が見えてくる

いつもここを通過する度
「もしや学校跡では」などと考えていた









そこへの入り口には廃業したと思われるこの商店が
良く見ると閉ざされたシャッターの上に
その一部が外れながらも付いている文字は
「温根湯農協厚和支所」となっている

この横の小径から奥へと進むと先ほどの建物がある









進んで来た

敷地の入口 草陰に校門らしき物が見えている
学校跡地であることは間違いなさそうだが
建物が何となく校舎らしくない
昭和43年閉校なので
その後すぐ解体されて新たに違う施設の建物が建てられ
それが廃墟になり 残されたのかもしれない









門柱









近づいて確認すると
「北海道常呂郡留辺蘂町立厚和小学校」と書かれていた









学校跡地であることは確認したが
やはり建物は校舎らしくないが どうであろうか









裏側からも確認してみる
6月に入ってしまったため 草木が邪魔をしている









腰ぐらいにまで成長した草原を進んで行く気がしなかったので
奥に少し見えている木造の建物を確認する事は出来なかった
しかしそれこそ厚和小中学校建物の一部なのかもしれない









草生さない時期 4月に再訪した
やはり北海道の廃校探索は雪解けのこの時期が一番である
校門もはっきりと顔を出している









建物の裏手へまわってみる
前回は少し時期が遅れただけで草に覆われつつあった建物が
はっきりと確認出来るではないか









それでもやはり校舎だったような無かったような









前回木陰に隠れていた木造の建物は
これは学校時代のトイレで間違いないだろう
しかしこの建物が独立して 並ぶ建物と離れていた所を見ると
閉校後に何かの施設として建てられたこの大きな建物の
倉庫としてでも利用され残されたのだろうか









国道沿いには留辺蘂町が昭和54年に建立した跡地の碑がある
先ほどの建物はこの真っ直ぐ奥
木の裏側に隠れている





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