佐呂間町立栃木小学校

大正2年6月1日開校   昭和61年3月31日閉校


平成21年9月訪問



栃木部落は栃木県からの66戸の入植により始まる
至難な開拓が進められたが
大正に入り生活のやや安定が見られるようになって
敬神と子弟教育の必要から
下佐呂間尋常小学校所属特別教授所として
69人の児童教育が始まった

国道333号線から南側へ約5q
途中何軒かの家が確認出来る程度の栃木の集落
学校跡地は中心からはさらに奥にあるようだ

左手に木製の門らしきものが見えている









もしかしてこの古びた木柱が
栃木小学校の旧校門だろうかと考えていた
学校の敷地はそこからずっと奥に入り込む









木柱にはしっかりと学校名の書かれた表札が
そして上には校章も

昭和38年11月の開校50周年には
校舎周囲の記念植樹をはじめ
校歌 校章の制定 校旗 校名門標が作成されるなどの
記念行事が行われた と町史にはある









一方にはご覧の跡地を示すものが取付られている
どうやら校門を閉校の碑のようにした様子
先ほどの校章は元々付いていたものか
それとも閉校後に取付られたのか









そして奥にある学校跡地への進入を考えたが
現在大きな酪農施設がそこには見えている

広い小学校の敷地や校舎はそのような施設として
確かに利用しやすいだろうが
残念ながら今でも校舎等が残されているのか
そこへ入って確認するのは容易な事ではなかった





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