斜里町立豊里小学校

昭和23年3月31日開校   昭和56年3月31日閉校


平成21年9月訪問



昭和20年10月 大阪の戦災帰農集団の入植により開拓が進められ
入植者の児童は 三井小学校までの距離を通う不便さから
請願陳情が続けられ
昭和23年校舎が完成し 3月開校した
斜里町史より

付近には 隣接して酪農施設が1軒あるだけだった と記憶している
写真右手が学校跡地
校門が見えている









残されていた校門の かなり奥に校舎らしき建物が見えている









校庭跡はすっかり草生している
閉校後キャンプ場として利用されていたらしく
炊事場の屋根らしきものが2つ









しかし屋根が歪んでいる
いつから使用されていないのだろう
放置された様子に 勿体なく感じてしまった









一段高い位置に 貴重な校舎建物が見えている









美しいデザイン
是非とも 何とか再利用され 残されてほしいものだ









「この施設は旧豊里小学校です」
キャンプ場として利用されていたので
この説明板を設置したのだろうか









校舎の向かって左手奥に
夏草に隠れていた教員住宅達

斜里山麓開発事業が進むにつれて
離農者が増え始め
昭和40年には37戸であった地域戸数は
55年には5戸の住民が残るのみとなり 児童数も6人と激減
遂に昭和56年3月を以て33年の歴史を閉じることとなった
斜里町史より





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