島牧村立原歌小学校

明治１２年８月６日開校　　　平成４年３月３１日閉校


平成２３年５月訪問

当時　鰊漁が盛んで　千走・原歌を通じ戸数６０を算え
児童の増加と共に学校創立の気運も高まり
原歌神社（刈場神社？）を仮校舎として２０人余りの児童を収容し
明治１２年８月６日開校　翌年７月約２０坪の校舎を新築移転した

設立時の状況は学校所在地原歌村
校舎仮校舎原歌神社　費用寄付金１６１円８７銭４厘　下附金７５円
児童数２０人余　教師１名
平成２年発行　島牧村史より

この原歌の地区も日本海に面した小さな漁村
平成４年に村内の小学校が統合され
新生島牧小学校が開校した時　その地として
ここが選ばれたようだ

という事で現在この原歌小学校跡地には
立派な島牧小学校が建っているのである

現役の小学校の敷地や周りをうろうろするわけにもいかず
校舎を撮影するのが精一杯
玄関入り口すぐ横に石碑が見えてはいるのだが
勿論近づいて確認する事など出来はしない

国道を挟んだ目の前は日本海
内陸に住む者としては　美しい海が見渡せる風景を感じながら育つ子供達を
羨ましく思う面もあるが
実際は厳しい環境でもあるのだろう

昭和３２年には寿都高等学校定時制原歌分教場開設とある（３８年閉鎖）
昭和５３年８月　開校百周年記念式挙行
平成４年３月　村内小学校統合により閉校となる

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