新十津川町立大和小学校

明治24年3月1日開校   平成21年3月31日閉校


平成23年5月訪問



新十津川町大和
もう随分昔の話であるが
かつて札沼線が 本来の札沼線であった時代
要するに札幌〜沼田間を結んでいた頃
この地には 「上徳富」 と言う駅があった

その駅跡前には 現在コミュニティーセンターが置かれ
広い敷地の入り口には 傾き埋もれる校門が残されている
訪問当初 そちらが大和小学校の地名改称前の名称
「上徳富小学校跡地」 かと思っていたが
資料や空中写真で確認した結果
そちらは「上徳富中学校」
閉校時は地名改称により 大和中学校であったのだ









前置きが長くなったが
大和小学校の方は 上徳富駅跡から少し離れた国道275号線沿いにあり
校舎も改築され こちらは現役であったのだが

新十津川町の統合計画により
平成21年3月 吉野小学校 花月小学校 新十津川小学校
との4校が統合され 新設新十津川小学校が開校したのである









閉校から2年後の校舎は ただ静かに時を止めていて
どこも変わることなく佇んでいた









国道側には古びた校門









その傍らに閉校記念碑が建立されていた









校庭側から確認すると 大きな校舎であるが
この辺りも住宅は少なく
建築時(昭和56年)の児童数はどれほどだったのだろうかと
考えていた

この報告を作成するため 新十津川町史を確認すると
昭和56年度の児童数は87人となっている





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