下川町立上名寄小学校

明治37年6月15日開校   平成16年3月31日閉校


平成22年5月訪問



国道239号 名寄市と下川町の中間辺り
現在下川町の農村活性化センターとして利用されている
かつての校舎が残っている









校門には
割れながらもどうにかはまっていた校名
というよりどうにか付けられていた校名









門を抜けるとすぐ 下川町農村活性化センター
「お う る」









反対側には 開校 小75 中25 周年記念碑
昭和52年11月6日
と刻まれた石碑がある

その上名寄中学校は
昭和22年5月12日 下川中学校分校として小学校に併置
しかし翌23年11月には下川中学校の独立校舎完成により
統合され閉校

その後地元民の望む声により
昭和28年4月5日 上名寄中学校開校し小学校に併置
翌29年11月には校舎新築移転し
独立校となる

そこから珍しい事に
昭和34年 中学校校舎に第2線校舎増築し
小学校が移転してきて再び併置の
上名寄小中学校となる

そしてこの記念碑が建立された年度に中学校が再び下川中学校に統合され
小学校だけが残されたのである









奥の木々の下 木陰で見づらいが
「学びの郷」
上名寄小学校閉校記念
平成16年3月末









新しい校舎はいつ改築されたのだろう
閉校時の児童数も気になる所である

昭和19年にはサンル第二小学校校舎譲り受け増築す
と町史にはあるが

かつてこの先珊瑠地区の奥にサンル金山なるものがあった
金山の全盛期の昭和8年にサンル第二小学校は開校し
250名もの児童が在籍していたのである
しかし金山が戦時政策により閉鎖され
昭和18年7月閉校したのであった

その校舎を解体し当時の上名寄小学校に増築したのであった
それにしてもサンル金山なるものがあったのはかなりの奥地

わざわざ再利用しなくても下川は木材の町だったと思うのだが
やはり戦時中だったからだろうか









玄関上部には学校名や校章は無くご覧の文字に変わっている

「農村活性化センター」
とはどのような活動をしているのだろうか









その玄関の脇にこのようなものが置かれていた
何像だったのか
もっと近付いて確認すれば良かったと思っている





back

inserted by FC2 system