新得町立岩松小学校

大正2年6月?日開校   昭和51年3月31日閉校


平成19年10月訪問



新得町中心部から屈足を抜け
道道718号線をトムラウシ温泉方へと向かって行く
僅かな民家が点在する岩松の集落に
とても味わい深い校舎が残されていた









新得町郷土研究会では
町内の史跡にこの標柱を建立しているようだ
奥には説明板も見えている









閉校後30年以上経つがほぼそのままの外観を保ち残されている
現在は地域の集会所にでも使用されているのだろうか
玄関上部には校章も付いたままである

昭和30年築の素敵な建物だ









玄関のガラス越しに覗かせていただいた
綺麗に整頓されている
当時のままの雰囲気が残っている









校舎全体像
建物の前に育つ木々によりはっきり確認することは難しい









こちらは建物側面にあった窓ガラスから覗いた景色
廊下もそのままに木造の古き佇まいを残している
出来る事ならゆっくりと内部の見学をさせて頂きたいものだ









体育館建物は解体されたようで
現在はご覧のかまぼこ型倉庫が建てられていた

大正時代の入植により同地が開かれ児童数増により開校し
昭和14年の水力発電所建設工事が地域内で始まると
児童数も100名を超した
しかし急激な過疎化により
昭和50年には児童数5名まで減ってしまい閉校となる





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