弟子屈町立川湯駅前小学校

昭和22年12月15日開校   平成3年3月31日閉校


平成22年9月訪問



この学校名を知った時
有名な温泉地 川湯の駅前に
「駅前小学校」なるストレートな名前の学校があり
それが閉校となっているというのが驚きであった
そのためこの訪問が非常に楽しみであったのである









弟子屈町史によると
町内で唯一の戦後の開校である
開校時は川湯小学校川湯駅前分校
昭和24年7月に小学校として独立とある

川湯温泉の玄関口 川湯駅と駅前市街に関わる住民に加え
硫黄山採取再開による転入従業員の世帯が開校を促した
しかしその後の硫黄山の閉鎖
戦後入植による転入組の離農などで
児童数が減少

確認した資料は昭和56年発行の弟子屈町史
昭和35年に176名から
同50年には25名の児童数となっている









住宅地裏手の学校へと続く道路の両脇に
ずっしりと置かれたままの校門









入り口から眺めると校舎の一部が残されている様子
その周りはパークゴルフ場として利用されている









しっかりとその看板が立っていた









長い一線の校舎
繋がっていた体育館は解体されている
この残された部分は休憩所にでも使用されているのだろうか









建物裏手のコース
敷地内はすっかりとパークゴルフ場へと変わってしまい
校舎が残されていなければ
ここに学校があった事が分からなくなりそうだ









調べていると小さな庭のような所に









卒業記念の小さな石碑
卒業記念で庭を造成したのだろうか









そのそばに鎮座していた石碑
「学舎の碑」
閉校記念碑である









閉校に至る経過とそれに対する思いが簡潔に書かれている

平成3年3月閉校 川湯小学校へ統合された





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