常呂町立吉野小学校

大正8年5月8日開校   昭和51年3月31日閉校


平成20年6月訪問



虫夢(ムームー)ところ昆虫の家
特定非営利活動法人が学校跡地を利用して活動している
気軽に自然にふれあえる為の施設のようで
バンガロー等の宿泊施設もある

元々地域の子供達に様々な体験をさせたいと
閉校後養豚場として使用されていたこの吉野小学校校舎を利用して
自費を投じ一人でこつこつと施設を作った方がいたそうで
その方の没後 現在のNPO法人がその考えに共感し
受け継がれたそうである
なんと素晴らしい事ではないか









本当に自然を実感できるような楽しそうな施設となっている
こう見ると何となく学校だった建物のようでもあるが
小さな小さな学校だったのだろう
現役時代を見たかったものである









駐車スペースから見ると
そのすぐ奥には色々と楽しそうなもの達が設置されている









入り口にこんな木標が建っているのだが
隈川特別教授所跡と読める

この学校の開校時は
手師学尋常小学校所属隈川特別教授場
昭和17年には地名改称で吉野国民学校となる

旧学校名で跡地を示しているのは珍しいのではないか

この学校がある吉野地区も著しい過疎化に見舞われ
昭和50年末にはわずか児童数2名となってしまう
さらにその児童も1名は卒業
1名は北見市へ転住という状況に直面し入学者の見込み無く
昭和51年3月23日の卒業式をもって閉校となった





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