苫小牧市立柏原小学校

昭和23年2月?日開校   昭和46年3月31日閉校


平成22年5月訪問



苫小牧市柏原
学校があった付近も苫東開発により完全に更地となっている
国道235号線と道道129号線を結ぶ市道
学校が有った時代の道はご覧のように廃道と化し
現在少し離れた位置に新しい道が付け替えられている

写真は廃道となったその道の 学校入り口付近を撮影
今は真っ直ぐに笹藪が続いている









校門があったと思われる辺りから敷地を眺めた風景
学校の痕跡処か周りにあった農地さえも痕跡がなく
本当に広々とした草原と少しの林が続いている









校舎のあった位置から
右手の木々が廃道の部分
それにしてもこの広大な敷地を利用していないのなら
何の為に整備したのだろうかと思わされる

私が考えても仕方の無いことだろうが
この地を訪れた卒業生は何を感じるだろうか









そして入ってきた方向を振り返って
この風景に校舎や体育館などがあったのだろう

昭和20年11月に政府の緊急開拓事業実施要項により
柏原への入植者があり就学児童も30人を数えたので
同23年2月に沼ノ端小学校柏原分校を設置し
4月1日から柏原小学校として独立した

昭和43年になって道開発庁は
いわゆるナショナルプロジェクトとして
苫小牧東部大規模工業開発計画を樹立し
国の開発計画が進められる事となり
同44年10月から用地買収が開始されたのである
そして一戸二戸と立ち退きが始まり 児童数も減少
同46年3月に市教育委員会は柏原小学校の閉校式を行ったのである

苫小牧市史より





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