泊村立茅沼小学校
昭和24年12月24日開校 平成8年3月31日閉校
平成23年5月訪問
北海道最古の炭鉱であった茅沼炭鉱
その茅沼鉱業所の飛躍的な発展に伴い
炭住施設整備計画と相まって
地域住民の熱意と鉱業所の協力のもと
この茅沼地区に新築され開校した茅沼小学校
現在も国道から学校跡へと続く道道には
「茅沼鉱山 泊線」とある
進んで行くと茅沼の地区の住宅が途切れる辺り
そこに鉄筋造の校舎が残されている
校舎には学校名も何も掲げられてはいない
校門の おそらくは学校名が付いていたと思われる位置には
何も書かれていないプレートがはめられている
奥にある校庭跡
この道道沿いに住宅は並んでいるが
現在の少子化 就学児童は少なかったと思われる
立派な校舎が勿体無い
茅沼炭鉱は昭和39年に閉山となったが
多くの関係者が暮らした街は
閉山後も人々の暮らしがあったのだろう
平成の時代まで現役だったその茅沼小学校も
同8年の村内小学校の統合により閉校となる