豊頃町立二宮中学校

昭和22年5月10日開校   昭和45年3月31日閉校


平成22年11月訪問



昭和22年新学制改革により
二宮小学校に併置開校した二宮中学校
昭和26年6月には二宮尊親先生の御霊場のある
由緒ある地 ウシシュベツ南4線43番地に新校舎を落成
独立分離すると豊頃町史にはある

二宮小学校跡地訪問後
中学校跡地が見えてきた風景
広々とした敷地が広がっている









その入り口に立つ看板には
「二宮構造改善センター」 「二宮農村広場」
「二宮郷土資料館」 「二宮尊親御霊場」
「牛首別報徳会」とある









これが「二宮構造改善センター」の建物
どのような施設なのだろう
訪問時は閉館中だったが
内部には二宮像が置かれている様子
拝見したかったものである









この辺りに校舎があったのだろうか
今は広々とした空間があるだけである









構造改善センターの前に立つモニュメント
「開魂百年」









碑文には二宮尊徳の孫尊親が明治30年
この地に15戸の開拓農家と共に入植
社長であった興復社の報徳仕法により開拓の指導に当たられ
幾多の自然災害にも耐え豊饒の里を築かれた

此処に先人のご苦労を偲び開拓の偉業を顕彰すると共に
この地に生きる喜びをかみしめ
開拓二世紀に向けこの塔を建立する









構造改善センターのわきに大きな石碑が置かれている









表側には大きく「邂逅」
裏側を確認すると
「ここは二宮農場教育発祥の地である」から碑文は始まり
二宮小学校に併置開校し
この地に独立校舎完成により移転した二宮中学校のことが書かれ
昭和45年の閉校から15年後に往時を偲び
邂逅を喜び この碑を建立したとある









敷地の隅には1本の巨木がある
推定樹齢220年のハルニレ
豊頃町の指定文化財である
中学校現役時代の児童達を見つめてきたに違いない









広々とした敷地内にはバックネットが何と2つ
奥にもう一つが見えている
それほど利用する人たちがいるのだろうか





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