豊富町立日曹小学校

昭和13年9月1日開校   昭和48年3月31日閉校


平成19年9月訪問



豊富町から東の奥 道道豊富浜頓別線沿いに
かつて3000人もの人達が暮らした日曹炭鉱があった
昭和47年炭鉱は閉山し 現在は全くの無人の地と化している









その炭鉱があった辺りを走っていると
この看板を見つけた









そこには立派な碑が建立されていた









「開鉱昭和12年12月 閉山昭和47年7月」とある









その奥にわずかに休憩出来る場所と旧炭鉱地区の案内板が









これを見ると道内他の炭鉱跡地にもよくある
現在は自然に帰ってしまった無人の地が
かつてはこれほどまでに栄えていたのかと
なんとも表現し難い気持ちになってしまう









この跡地の碑の向かい側に日曹小中学校があったようだ
往時は鉄道も走り 病院や警察・映画館もあった









学校前に架かっていた小さな橋の風景
時の経過は橋さえも判然としなくさせるものだ









橋の上から校舎が建っていた部分を眺める
ここに小中併置の最盛時600人もの児童数だった
大きな校舎が建っていたのである









今は広い草原が残るだけだった









平成20年5月に再訪してみた
雪解け後の春の風景は
ご覧のように学校へと繋がる橋や
その奥の校舎があった広々とした空間を
はっきりと確認させる





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