豊浦町立上泉小学校
明治45年6月14日開校 平成12年3月31日閉校
平成21年5月訪問
道道914号線を豊浦町からニセコ町へ向かい車を走らせる
所々で確認出来る集落もわずかなもので
過疎化により建物が余り見当たらない
そしてこの上泉の地区
美和小学校跡地からここまでどれほど建物を確認しただろうか
曲がりくねる道を走っていると右手にぽつんとこの建物が見えてくる
旧校舎の一部か旧教員住宅のようだが
実はこの写真左手に農業倉庫が建っており
そこで何か作業中の方がいたため 敷地内に入らなかった
校庭跡には何かの柵のような物が見える
辺りに民家がないと思っていたが酪農家でもあるのだろう
入り口には朽ちた校門が残っている
対の方も崩れながら残っていた
この学校は平成12年の閉校なので訪問の9年前
それだけの時の経過でここまで校門が朽ちるのものか
と不思議に思っていたが
豊浦町史によると 昭和55年4月から休校だったようだ
実際は使用されずに約30年ほど経っていた事を考えると
道理で門柱も朽ち果てる訳だ
休校直前3年間は教師1人児童1人という超過疎化
昭和35年から中学校を併置していたとは
想像できない風景が広がっている
それにしても20年間も休校状態が続き
新入学生を待ち続けていたと言うことか