浦臼町立浦臼高等学校

昭和25年12月1日開校   昭和51年3月31日閉校


平成23年5月訪問



JR浦臼駅から西側
国道275号線から町道を浦臼小学校の裏手へと進んで行く
そこは「浦臼町運動公園」として整備され
野球場やプールが確認出来る









その入口に何か石碑が









浦臼町史に掲載された写真と同じ物が並んでいる









石碑は表側に「浦臼高等学校々歌」と校歌が刻まれ
裏側には沿革が刻まれている









並んで置かれているのは 校門を記念碑のように移築したものである
その校門 よく見るとブロックの一部に
「寄贈浦臼町農業共同組合 昭和四十一年十一月二十日」
と刻まれたものと
「昭和四十五年開校二十周年 寄贈同窓会」との銘板がはまっている

調べると校門は農協寄贈によるものだが
同窓会の方は「生徒通用門」を寄贈したようだ
移築にあたり 生徒通用門は解体し銘板だけこちらに取付たのだろう









2階建ての大きな校舎があった位置には
新たに何かの施設が建設されている









敷地内を調べてみると
「陶芸センター」と書かれた建物とその裏側の建物
雰囲気からして当時からあるもののように見えるが
裏手のものは当時の「農機具整備実習室」かもしれない

月形高等学校浦臼分校定時制 普通課程として認可開校
昭和27年11月 浦臼高等学校定時制第2種普通課程として独立
同30年4月 定時制農業課程に課程変更認可を得て
9月1日より第1種高等学校に昇格が認可

浦臼高等学校は自立経営農家後継者養成と
農村中堅婦人の育成を中心に据え町民の期待を受けて
昭和25年に開校した
戦後20年の目覚しい経済成長によって農業の過疎化減少が進行し
農業経営の拡大等 農政の著しい転換が求められるなかで
本校入学志望者の激減を招き
ついに昭和48年度以降生徒数激減し
同50年 浦臼高等学校の閉校を決定
翌51年3月を以って閉校することとなった
卒業生総数628名であった





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