八雲町立上鉛川小中学校

大正3年4月10日開校   昭和40年3月31日閉校


平成22年5月訪問



八雲と熊石を結ぶ雲石国道
八雲鉱山を後にした私は快適な気分で車を走らせていた
昭和52年撮影の空中写真で学校跡地の雰囲気を確認していたので
その風景を探していた

気が付くと八雲町の市街地へ近付く
いつの間に通り過ぎたのかと車を戻らせ
今度はそれらしき位置を確認しながらの走行









位置からするとこの辺りだろうかと車を止め見渡すが
何ともわからない施設群が
私の想像とは全く違う風景に戸惑いながら
何となく眺めていると









うっかりすると完全に見落とす位置に何か









石碑が









八雲町立上鉛川小中学校跡地
すっかり変貌してしまったようだ

中学校は昭和27年9月に正式に併置され
上鉛川小中学校となる
昭和29年の校舎改築時には
児童数20名生徒数8名という体制であったが
過疎化により同39年には児童数3名生徒数4名へと
予想外の退潮ぶりを示したのである

折からの学校統合における対象校に取り上げられ
昭和40年3月をもって閉校し
4月から八雲小学校・中学校へ統合されることとなった

入り口にも何も掲示されていなかったようだが
それにしてもいったいこの真新しい施設は何なのだろうか





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