八雲町立大新小学校

大正5年6月2日開校   昭和63年3月31日閉校


平成22年5月訪問



夕刻
舗装道路だけが続いている風景に車をゆっくりと走らせていると
二棟の建物が目に入って来た









寂しげなその風景に校門が残されている









門柱には「八雲町立大新小学校」









門を抜けたすぐに残る旧教員住宅は壁の一部が剥がれ
朽ち始めている









門と並んで大新小学校跡地の石碑









校庭の隅から眺めた風景 校舎らしき建物が見える









木造の小さな校舎
閉校後20年も残されているが 何かに使われているのだろうか
昭和29年10月完成の校舎









教員住宅とこの校舎やそして校庭
見る限りでは何かに利用されているでもなく された様子もなく
ただ閉校から時を止めたままのようだ

後ろの小さな建物は「学校風呂」だろうか
町史に
・・・なお当校では昭和41年9月に学校ぶろを設置し
毎週1回入浴日を定めて児童を入浴させ
これを教育課程の中に位置付け年間を通じて実施するという
全道でただ一校の特異な存在として効果を上げている
とある
学校風呂自体は他の小学校でも見かけたが
授業の一環としてというのが珍しいのだろう

それにしても
このままいつまでも残っていてほしい貴重な木造校舎である





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